LGBTという言葉が流行っていますね。このLGBTの"T"、Transgenderの話しですが、最近、元男性で女性になった人と仕事でご一緒させていただきましたが(セッションではありません(笑))、すごく学びになりました。
その彼女は、手も足もメチャクチャごっついのですが、すご~く女性的で、仕草も女性的、考えや発想も恥ずかしがり屋で控えめで、とても女性的でした。
普通は、男性には睾丸があってオチンチンが付いてきて、女性には乳房やヴァギナ・子宮が付いてくるわけですが、それって結局付いてくるだけであって、それをどう使うかは皆さん次第なんですね。
Transgenderの場合は、その付いてくるものが中身と違ってしまっているわけで、なかなか大変だと思います。それでも、努力して苦労して、自分の本来の性を追求していく、それを認めて実現していくのは、並大抵のことではないと思います。正直、その人には頭が下がりました。
で、僕が思ったのは、普通の人は体に付いてくるものと、中身は一致しているわけですが、その付いてくるものを有効に使っていない人のなんと多いことか!
中年になって、女性性(あるいは男性性)が衰えて、なくなってしまって、もうそれで開き直っている人のなんと多いことか!! 僕にとっては、女性性がなくなってしまって、オバサンオバサンした人達を観ていると、本当に悲しくなります。
人間やはり、中身なんだと思います。中身さえしっかりしていて、努力していけば、外見は自然についてくると思います。外見と中身が一致している人達は、年齢にかかわらずもっと努力した方が良いと思いました。すごくもったいないです。